太ると味覚が悪くなる・痩せるには薄い味付けに
太っている人は、味覚が悪くなると言われます。味覚が悪くなると、味付けが濃くなり、さらに太る原因となり、悪循環に陥ってしまいます。
味覚が悪くなると濃い味付けに
味覚が悪くなると
味覚が落ちると、薄味では物足りなくなり、料理での味付けが濃くなります。
また、ソースや醤油などを大量にかけてしまいます。
濃い味付けは、糖質量や脂肪が多く、高カロリーです。
調味料のカロリー(大さじ1杯)
調味料には、糖質や脂質が多く含まれています。1食分では少なくても、毎食で摂っていれば、相当な量になります。
マヨネーズやドレッシングには脂質、みりんやソースには糖質が多く含まれています。
| カロリー |
マヨネーズ | 84 kcal |
フレンチドレッシング | 60 kcal |
みりん | 43 kcal |
砂糖 | 35 kcal |
中濃ソース | 24 kcal |
ウスターソース | 21 kcal |
ケチャップ | 18 kcal |
しょうゆ | 13 kcal |
ポン酢 | 10 kcal |
調味料を少なくして薄味に
調味料の摂りすぎ
野菜を多く摂っていても、マヨネーズやドレッシングをたくさん使っていれば、カロリー(脂質)の摂りすぎです。
ソースには、糖質が多く含まれています。ただでさえ太りやすい揚げ物に、大量のソースをかければ、太ることに拍車がかかります。
塩分も控える
塩分の多い食品は、高血圧の原因になるだけでなく、ごはんが進んで食べすぎる原因になります。
醤油は、カロリーは低いですが、塩分が多く含まれます。
スパイスなどを効かせて薄味にすることで、ごはんの食べ過ぎを防ぐことも大切です。
ポン酢
ポン酢は、カロリーが低く、柑橘類のクエン酸が含まれています。
クエン酸には、糖質の吸収を穏やかにしたり、脂肪の燃焼を促進してエネルギーにする働きがあります。
醤油の代わりにポン酢を使うのもよいです。
牡蠣などに含まれる亜鉛が味覚をよくする
牡蠣には、亜鉛が豊富に含まれ、食品の中では群を抜いています。亜鉛が不足すると味覚が悪くなり、料理の味付けが濃くなります。しょうゆやソースなどで塩分、糖質などが増えて、体脂肪を溜め込む原因になります。
味覚がよくなる
亜鉛の摂取が不足していると、味の感じ方が鈍くなり、結果、味付けが濃くなります。
ソースなどの調味料には、糖質が多く含まれているので、太る原因になります。
亜鉛が足りていれば、味覚が改善され、薄味でも十分です。
亜鉛
コラーゲンは肌によいですが、ビタミンCが足りていなければ、うまく合成されません。
亜鉛もビタミンCとともに、コラーゲンの合成に関わっています。
亜鉛は、ビタミンCやクエン酸といっしょに摂ると吸収がよくなります。
レモン汁
カキフライでも、生牡蠣でも、レモン汁をかけます。
レモンの酸っぱい成分であるクエン酸は、糖質の吸収を穏やかにしたり、亜鉛の吸収率を上げる効果があり、理にかなっています。
カキフライ
カキフライの衣は、糖質が多く含まれるパン粉や小麦粉が使われています。
自宅で料理する場合、同じ量の牡蠣なら、大きい牡蠣のほうが、衣の面積を少なくできます。
タルタルソース
タルタルソースは、マヨネーズをベースに、ゆで卵やタマネギを加えて、つくられています。
マヨネーズに比べて、カロリーやGI値は低いですが、脂質が多く、1食分で75kcalほどあります。
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