食物繊維が豊富なオールブランで朝食と間食
オールブランは、食物繊維が豊富に含まれている小麦外皮を主原料にした食品です。オールブランのGI値は45で、食パンの91、白米の84などと比べて大幅に低いので、血糖値を急激に上げにくく、ダイエットに役立ちます。
ご飯との糖質量の比較
オールブランの商品
ケロッグのオールブランには、ブランフレークとオリジナルの2つがあります。
小麦外皮の量が多いオリジナルの方が食物繊維も多く含まれるが、硬いので食べにくいかも知れません。
両者の栄養価は下記の通りです。
1食(40g)当たりの栄養価
| ブランフレーク | オリジナル |
エネルギー | 145 kcal | 141 kcal |
たんぱく | 2.9 g | 6.0 g |
脂質 | 0.8 g | 1.7 g |
糖質 | 30.2 g | 19.9 g |
食物繊維 | 3.7 g | 11.0 g |
ご飯1杯との比較
ご飯1杯(150g)には、糖質が55g含まれています。
オールブランに替えると、糖質量を大幅に少なくでき、食物繊維も摂ることができます。
炭水化物
パッケージの栄養価の表示に糖質がない場合は、炭水化物が表示されています。
「炭水化物=糖質+食物繊維」なので、炭水化物が多くても、糖質はそれほど多くなく、食物繊維が多い場合もあります。
栄養素のバランスがよい
食物繊維の摂取率
現代人の食物繊維の摂取率は低く、一般女性の1日の目標量18gに対し、平均摂取量は13.8gにとどまっています。
ブランフレークなら1日目標量の約30%、オリジナルなら1日目標量の約60%の食物繊維が摂れます。
お腹の調子を整える
小麦外皮には不溶性食物繊維が豊富で、お腹の調子を整える働きがあります。
便秘になると代謝が悪くなって太りやすくなります。
間食にもよい
スナック菓子のような感覚で食べられるので、間食にもよいです。
スナック菓子に比べて、たくさん噛む必要もあり、食べる速さがゆっくりになるので、この点からも血糖値を上げにくいです。
ビタミンや鉄分
オールブランには、ダイエットで失われがちなビタミンB群や鉄分も豊富に含まれています。
ビタミンB群は、糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。
牛乳をかける
オールブランだけでは、たんぱく質や脂質が少ないので、牛乳をかけることでバランスがよく、完全食に近くなります。
牛乳をかけて食べれば、GI値を低くできて、カルシウムも摂れます。
フルーツのシリアル
果物のシリアルに使われているドライフルーツは、ビタミンやミネラルが多く含まれています。
しかし、ドライフルーツは水分を飛ばしているので、糖質の割合がとても高く、血糖値を上げやすいので注意が必要です。
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