納豆で血管・骨・肌を若くアンチエイジング
納豆には、ナットウキナーゼ、イソフラボン、トリプトファン、ビタミンB6、ビタミンKなどのダイエット、美容、健康に役立つ栄養素が豊富に含まれています。匂いが苦手なら、アンモニア臭を消す働きがある藁苞(わらづと)入り納豆がよいです。
大納豆の栄養素とダイエット成分
納豆の栄養素
納豆は、1パック(50g)当たり、100kcal、糖質2.5g、たんぱく質8.3g、脂質5gです。
GI値も低く33です。
ビタミンK
納豆には、骨にカルシウムを沈着させる作用があるビタミンKが豊富に含まれています。
納豆を食べる習慣があまりない西日本では、東日本に比べて骨折する割合が高いそうです。
納豆1食で、1日分のビタミンKを摂ることができます。
ビタミンKは脂溶性なので、納豆を天ぷらにしてもよいです。
ナットウキナーゼ
納豆の成分であるナットウキナーゼには、血管内の血栓を溶かす作用があり、動脈硬化の予防に効果的です。
血管を若く保つことで、アンチエイジングにもつながります。
また、ビタミンB2が豊富に含まれ、脂肪の代謝を促進します。
レシチン
納豆には、大豆の成分であるレシチンにより、コレステロールを減らす働きがあります。
血行をよくする不飽和脂肪酸など、ダイエットに効果がある成分が多く含まれています。
また、納豆菌が腸内にある善玉菌を増やして腸の働きが改善され、便秘の解消にも役立ちます。
ネバネバ成分
納豆のネバネバ成分が、糖の吸収を抑えて、血糖値の上昇を緩やかにします。
ただし、お酢などで酸性度が高くなると、ネバネバが分解されて、効果がなくなってしまいます。
おかずの納豆をアレンジ
生卵と納豆
ビオチンは、納豆や穀類など様々な食品に含まれる、エネルギーをつくるのに必要な水溶性のビタミンです。
生の卵白は、ビオチンの吸収を阻害してしまうので、生卵といっしょに食べる場合は、黄身だけにします。
納豆キムチ
大豆の成分であるイソフラボンは、女性ホルモンと同じような働きがあり、唐辛子といっしょに摂ることで体への吸収率が上がります。
これらの成分を含む納豆キムチは美容に効果的です。混ぜずに別々に食べても効果は同じです。
納豆の加熱
納豆の栄養成分は、ほとんどは加熱しても壊れませんが、ナットウキナーゼは70℃ほどで死んでしまいます。
チャーハンやパスタなどで炒めてしまうと、ナットウキナーゼの効果が得られません。
藁苞入り
健康のために納豆を食べたいけど、どうしても臭いがダメという方には、発泡スチロールのパックでなく、藁苞入りの納豆が最適です。
わらがアンモニア臭を吸収するので、臭いが気になりません。また、からしにもアンモニア臭を消す働きがあります。
ひきわり納豆
ひきわり納豆は、大豆を砕いた状態で発酵させるので、表面積が大きくなります。
粒納豆に比べて、ビタミンKの含有量が1.5倍含まれます。
寝つきがよくなる
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝に関わります。
納豆に含まれるトリプトファンは、焼き海苔のビタミンB6によって、睡眠に重要なメラトニンを生成します。
納豆と焼き海苔をいっしょに摂ることで、寝つきがよくなり、質のよい睡眠が得られます。
納豆ダイエットの実践結果
納豆でダイエットした方々に実践結果(成功体験や失敗談)をアンケートしました。
納豆を毎日食べるようにした 20代女性
大豆がダイエットによいと知って、納豆を毎日食べるようになりました。
豆腐も好きですが、私は1人暮らしなので、簡単に食べられる納豆を選びました。
食事のメニューは、今までのおかず1品を納豆に変えただけなので、ダイエットした感覚はありませんでした。
ずっと続けていると、夕食後に食べなくなったことに気がつき、満腹感が得られていたのを実感しました。
体重も少しづつ減って、健康的に痩せることができました。
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