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【筋力をつけるとは】筋肥大・筋動員力・筋持久力の3通り

筋力をつけるとは、いわゆる「筋肉をつける」だけではなく、今ある筋肉での発揮できる筋力を高める、筋肉の持久力を高めるの3通りあり、筋トレでの負荷の大きさによって、効果が変わってきます。



 目次
 1. 「筋力をつける」は3通り
 2. 筋肉は2種類ある
 3. 筋力を出すエネルギーは3種類


「筋力をつける」は3通り

筋力をつけるとは

どのようなスポーツでも筋力をつけることが重要ですが、筋力をつけるとは、いわゆる「筋肉をつける」だけではなく、下記の3つがあります。
  • 筋肉を太くして筋力を高める(筋肥大させる)
  • 今ある筋肉で発揮できる筋力を高める(筋動員力を高める)
  • 筋肉の持久力を高める(筋持久力を高める)

  • 目的別のトレーニング方法

    目的により、負荷率、反復回数、セット数、セット間の休憩時間など、トレーニングの方法が違います。 負荷率を設定してトレーニングを行うことで、効率よく筋力をつけることができます。
    目的負荷率反復回数セット数セット間の休憩
    筋動員力を高める90〜100%1〜3回2〜33分程度
    筋肥大させる70〜80%10回程度3〜51分程度
    筋持久力を高める30〜50%30回以上2〜330秒以内

    負荷率とは

    負荷率とは、自分が出せる最大筋力に対する割合で、筋肉をつける(筋肥大させる)には、最大筋力の70〜80%でトレーニングすることが最も効果的です。 効率よく筋力をつけるには、自分の最大筋力がどれくらいか知る必要があります。

    筋肉は2種類ある

    速筋

    最大筋力や瞬発力を出す筋肉です。 トレーニングすることで、筋繊維が太くなり(筋肥大)、太くなるほど最大筋力がアップします。 断面積1cu当たり6〜10kgの力を出せます。

    遅筋

    持久力にすぐれている筋肉です。 トレーニングすることで、筋肉内の毛細血管の数や、栄養素を運ぶ細胞内のミトコンドリアが増加します。 その結果、血流量が増し、酸素を多く供給できるようになり、持久力が増します。


    筋力を出すエネルギーは3種類

    1.無酸素系・ATP−CP系(アデノシン3リン酸−クレアチンリン酸系)

    • 筋肉中のATP(アデノシン3リン酸)などのリン酸化合物が分解する過程でエネルギーを出す。
    • 短時間の激しい運動・短距離走などで重要。
    • 最大筋力を出せるが、筋肉中には約8秒持続できる程度しか含まれない。
    • さらに筋肉を動かすには、筋肉中のグリコーゲンからATPをつくることになる。

    2.無酸素系・乳酸系

    • 筋肉中のグリコーゲンが無酸素的に分解してATPをつくり、エネルギーを出す。
    • 負荷の大きな運動中は、血流が阻害されているため、無酸素的になる。
    • 無酸素的な代謝ではグリコーゲンが不完全燃焼するため、疲労物質の乳酸が生成されます。
    • 最大筋力の60%程度を出せるが、持続時間は約33秒間で、乳酸がたまりそれ以上のエネルギーが作れなくなる。
    • 短距離走・中距離走などで重要
    この無酸素系2種類を合わせて、約40秒間の最大パワーを発揮できます。
    陸上競技の400m走が、「究極の無酸素運動」「無酸素運動の限界」と言われるのは、この無酸素系エネルギーを使い切ってしまうからです。 一流選手の400mのタイムは約40秒なので、ゴールすると倒れこんで、立てなくなってしまう光景が見られます。

    3.有酸素系

    • 筋肉中のグリコーゲンが有酸素的に分解してATPをつくり、エネルギーを出す。
    • 呼吸による酸素により、乳酸を発生せずに運動を持続できる。
    • 筋肉中のグリコーゲンや血液中のブドウ糖、脂肪酸などを原料に、ミトコンドリアでエネルギーが作られる。
    • 最大筋力の25%程度の出力しかないが、持続時間は約2時間である。
    • 中距離走・長距離走などで重要



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