痩せるホルモンを分泌するには

サバ、アジ、イワシなどの青魚に含まれるEPAは、中性脂肪やコレステロールを減らして血液をサラサラにしてくれる成分です。また、体内で痩せるホルモンと言われる「GLP-1」の分泌を促し、食べすぎるのを防いでくれます。

青魚

 目次
1. EPAと痩せるホルモン
2. 青魚のダイエットに効果的な食べ方
3. EPAのサプリメント

 




 

EPAと痩せるホルモン

DHAとEPA

DHAとEPAは、アジ・イワシ・サバなどの青魚に含まれる不飽和脂肪酸の一種です。
DHAとEPAには、中性脂肪やコレステロールを下げ、血液をサラサラにする作用があり、ダイエットに効果的です。
体内では作り出すことができないので、青魚やサプリメントなどの食品から摂るしかありません。

痩せるホルモン

青魚に含まれるEPAを摂ると、体内で痩せるホルモンと言われる「GLP-1」の分泌を促します。
GLP-1は、炭水化物を摂ると消化管から分泌されるホルモンで、腹持ちをよくしたり、食欲を抑えたりする作用があります。

EPAの目標摂取量

EPAは、1日1g以上摂取することが望ましいとされます。
しかし、たくさん食べれば良い訳ではありません。
青魚はカロリーが高いので、食べすぎると太る原因にもなります。

EPA含有量が多い食品(100g中)

毎週のようにテレビで放映されるので、サバ缶が爆発的に売れています。
サバでなくても、EPAが多く含まれるものは、いろいろあります。

ハマチ 1.5g
イワシ 1.4g
マグロ(トロ) 1.3g
サバ 1.2g
ブリ 0.9g
ウナギ蒲焼 0.9g
サンマ 0.8g
マグロ(赤身) 0.5g
アジ 0.4g
サバ缶詰(水煮) 0.8~1.7g
サバ缶詰(味噌煮) 0.7~1.6g
イワシ缶詰(味噌煮) 0.7g
サンマ缶詰(蒲焼) 1.0g

 

青魚のダイエットに効果的な食べ方

青魚の効果的な食べ方

EPAなどの脂肪分は、加熱すると溶け出してしまうので、生の刺身で食べるのが効果的です。
調理する場合は、焼魚にするとダイエットに有効な油が落ちてしまいます。
煮魚にすれば、加熱してもDHAやEPAを効率よく摂れて、痩せるホルモンを分泌させることができます。

青魚の缶詰

DHAやEPAは酸化しやすいので、獲れてすぐに作られる缶詰は、これらの栄養素を十分に摂ることができます。
煮汁にもEPAが溶け出しているので、これを飲むのも効果的です。

缶詰の食べ方

味噌煮や蒲焼の缶詰は、煮汁やタレに糖質が多く含まれているので、水煮缶のように飲むのはよくありません。
また、味付けが濃いので、ごはんが進んでしまうことに注意が必要です。

青魚の煮付け

イワシの煮付けなどで生姜を使うと、ショウガオールという成分が溶け出します。
ショウガオールには、持続的に体を温める働きがあり、代謝が上がります。

青魚

EPAのサプリメント

食べ続けないと効果は薄い

痩せるホルモンの分泌をよくするには、血液のEPA濃度が高く保つことが必要ですが、サバ缶を毎日食べるのは大変です。
魚嫌いの人にとっても、特にサバなどは、食べたくないのが本音かも知れません。
その場合には、サプリメントで摂るのが良い方法です。

サプリメント

EPAは酸化しやすく、トマトなどのビタミンと一緒に摂るとよいとされます。
その点、サプリメントには、ビタミンEなどの抗酸化物質も一緒に含まれ、効率よくEPAを摂取できます。

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