なぜ、大胸筋や太ももなどの大きな部位の筋肉を先に鍛えるとよいのか?筋肥大の効果が上がるからです。そのトレーニング方法を詳しく解説します。
大きな筋肉を先に鍛える
大きな筋肉とは大胸筋と太ももの筋肉のことです。
この大きな筋肉を動かすには、これと連動している腕やふくらはぎなど、小さな筋肉も同時に動かさなければなりません。
なぜ、大きな筋肉を先に鍛えるのか、それは、小さな筋肉が疲れてしまうと、大きな筋肉が疲れていなくても鍛えることができなくなってしまうからです。
よって大きな筋肉から鍛えることが重要となります。
ベンチプレス
大胸筋のトレーニングの主役であるベンチプレスでは、大胸筋のほかに肩の三角筋や上腕三頭筋が使われます。
ベンチプレスを行う前に、ダンベルカールなどで腕のトレーニングをしてしまうと、大胸筋は元気なのに腕が疲れてバーベルが上げられないようなことになりかねません。
体幹の筋トレは後で行う
腹筋や背筋など体幹の筋肉を先に鍛えると、その後に行う種目で姿勢を維持することが難しくなります。
バーベルスクワットでも正しいフォームで行うための体幹の筋肉が疲れていると、挙げられる負荷も挙げられません。
よって、腹筋や背筋のトレーニングは、大きな筋肉の後で行うようにします。
単関節種目と多関節種目
単関節種目とは膝関節のみを使うカーフレイズ、肩関節のみを使うフライなどです。
一方、スクワットは膝関節と股関節、ベンチプレスは肩関節と肘関節を使う多関節種目です。
例えば、フライでは肘関節を動かさないので、上腕三頭筋など筋肉を使いません。
なので、ベンチプレスで腕が疲れた状態でも、フライが行える訳です。
ベンチプレスの後にフライを行うことで大胸筋を追い込むことトレーニングが可能となります。
スクワットの後に
スクワットも膝関節と股関節を動かす多関節種目です。
レッグエクステンションやレッグカールは、膝関節しか使わない種目なので、スクワットの後に行うのが最適です。
レッグエクステンションは大腿四頭筋に、レッグカールはハムストリングスに負荷を集中でき、太ももの筋肉への効果を倍増できます。
成長ホルモンの効果
大胸筋や太ももの大きな筋肉を鍛えると、成長ホルモンが多く分泌されます。
腕だけを鍛えるよりも、ベンチプレスやスクワットなども行うことで、腕への成長ホルモンの効果が期待できるのです。
スクワットとダンベルカールのような組み合わせでも、ダンベルカールだけより筋肥大に効果的です。
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