筋トレ前のクエン酸で疲労物質・乳酸を抑える

トレーニング前にレモンやオレンジなどに多く含まれるクエン酸を摂取しておくと、疲労物質である乳酸が筋肉中で生成されるのをある程度防いでくれるので、充実した筋トレを行うことができます。

クエン酸とは

クエン酸はお酢や柑橘に含まれる成分で、疲労回復に効果があると言われます。
糖質の吸収を穏やかにしたり、脂肪の燃焼を促進したり、コレステロールや中性脂肪を減らしたり、ダイエットによい効果も。
体内のクエン酸が不足すると、食べたものがエネルギーとして使われにくくなり、結果的に体脂肪になってしまいます。

筋トレ前にクエン酸

トレーニングの前にレモンやオレンジなどの柑橘に多く含まれるクエン酸を摂取しておくと、疲労物質である乳酸が筋肉中で生成されるのをある程度防いでくれるので、充実した筋トレを行うことができます。
また、筋トレ後の疲労回復にもかかわっています。

クエン酸サイクル

クエン酸は、体内でエネルギーをつくるときに必要不可欠な成分です。
疲労物質の乳酸を水と炭酸ガスに分解し、新しいエネルギーを生成してくれます。
これを「クエン酸サイクル」と呼びます。
クエン酸が不足しているとこの「クエン酸サイクル」が活発に働きません。

パンプアップ

筋トレを続けていると、筋肉がパンパンに張ることがありますが、これをパンプアップといいます。
これは溜まった乳酸の濃度を下げるために、筋肉が水分を吸収することで起こります。
パンプアップすると、それ以上の運動ができなくなるので、パンプアップするような筋トレをするのは最後にするとよいです。




 

キレート作用

クエン酸にはミネラルの吸収を促進するキレート作用もあります。
カルシウムや鉄と結合して体への吸収率を高めてくれます。
カルシウムは骨を強くし、鉄はスタミナや持久力に関わってきます。

糖質の吸収を穏やかにする

クエン酸には、糖質の吸収を穏やかにして、急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。
糖質がエネルギーとして十分に使われるので、余分な糖質が脂肪に変わるのを防ぐことができます。

クエン酸が含まれる食品

クエン酸はお酢、梅干し、レモンなどの柑橘類に含まれていて、1日の摂取量の目安は2gほどです。
100%のジュースなら手軽に糖質とクエン酸を摂ることができます。
コップ1杯で、オレンジジュースなら3g、グレープフルーツジュースなら5gほどを摂取できます。

食欲がないとき

疲れていて食欲がない場合でも、糖質は十分に補給しなければなりません。
そのような時には、オレンジジュースが適しています。
糖質も摂れて、疲労の回復にも効果的です。

寿司

寿司の酢飯にはお酢が使われているので、糖質の吸収が穏やかでダイエットにもよいです。
また、魚介類は肉よりも脂質が少なく、マグロなどで良質なたんぱく質を多く摂れます。
サバやアジなどの青魚には、血液をサラサラにするDPA・EPAも多く含まれています。

アミノバイタル
スティック1本(3g)で、アミノ酸(BCAA+グルタミン、アルギニンなど)2200mgと8種類のビタミンを顆粒状で飲みやすく摂取できます。

 




 

 よく分かる筋トレ
 効率よく腕を太くする方法
効率よく胸板を厚くするには
効率よくお腹の脂肪を落とすには
初心者のダンベルトレーニング・基本8種目
チューブトレーニング・基本10種目
器具なし・バランストレーニング
スロートレーニング・低負荷で筋肉をつける
総合的に体力up・サーキットトレーニング
懸垂が1回もできない原因は広背筋ではない
腹筋ローラー・腹筋運動との効果の違いは?
糖新生・加齢による筋肉の減少を防ぐには
筋トレしても筋肉がつかない・原因と対策
筋トレをしても体重が減らない原因と対策
どのように筋肉をつけたいのか?
太りやすい人は筋肉もつきやすい
成長ホルモンが筋肉を太くする
遅筋を鍛えて持久力アップ

 

 カテゴリ  筋トレメニュー
効率よい筋力トレ方法
よく分かる筋トレ
スポーツ別の筋トレ
筋トレ器具の効果
バランスボール体幹トレーニング
有酸素運動で持久力アップ
ウォーキングでダイエット
食事で筋肉づくり
カロリーダイエット