筋トレ・フィットネス&ダイエット
  トップページよく分かる筋トレ筋トレで体重が減らない原因

筋トレをしても体重が減らない原因と対策

筋トレをしても体重が減らない、変わらないのは、トレーニングの継続期間が短すぎる、無酸素運動で速筋が鍛えられている、たんぱく質や摂取カロリーが多いなどが理由です。



 目次
 1. 筋トレでは体脂肪は燃焼しない
 2. 筋トレで体重が減らない原因
 3. 筋トレの消費カロリー
 4. 筋トレで体重を減らすには
 5. 脂肪燃焼の効果を上げるには

筋トレでは体脂肪は燃焼しない

筋トレは糖質がエネルギー

筋トレは、体脂肪をエネルギーにする有酸素運動ではなく、糖質がエネルギーの無酸素運動です。 体脂肪は、酸素がなければ燃焼しないので、筋トレのような無酸素運動では燃焼しません。

体脂肪を燃焼できない

筋トレ自体には、体脂肪を燃焼する働きはなく、体重を減らす効果はありません。 体脂肪を燃焼できたとしても、有酸素運動のように長時間できません。

筋トレは基礎代謝を上げる

基礎代謝が高いほど、太りにくいと言われます。 基礎代謝は、筋肉が多いほど高くなり、何もしなくてもエネルギーが使われます。 一時的に筋トレをしても、体脂肪が燃焼することはありませんが、筋トレを継続して筋肉がつけば、基礎代謝が上がり、結果的に体脂肪が燃焼して体重が減っていきます。

筋トレで体重が減らない原因

初めの1ヶ月は体重は減らない

筋トレをしても体重が減らないのは、効果が出る前に諦めてしまったことが原因といえます。 筋トレを始めて1ヶ月くらい継続すると、今まで使われずに寝ていた筋肉が徐々に目を覚まし、使える状態に変わります。 筋肉が使える状態になって、ようやくカロリーを効率よく消費できるようになります。

体重が減るには2ヶ月

筋トレを始めて1ヶ月をすぎると、徐々に筋肉が使える状態に変わり、2ヶ月くらい継続すると、筋肉がついてきたと実感できるようになります。 筋肉がつくと、基礎代謝が大幅に上がり、太りにくくなります。 筋肉がつくと活動的になって、体脂肪が燃焼して体重が減っていきます。

体脂肪が減っているのに体重が減らない

筋トレを続けていくと、体脂肪は減っているのに、体重が減らない場合があります。 一概には言えませんが、体脂肪よりも重い筋肉がついたことが考えられます。 頑張りすぎて重いダンベルを使っていると、筋肉は太くなります。

見た目はよくなる

体脂肪は有酸素運動をしなければ燃焼しません。ゆえに、筋肉をつけるだけでは、体重は減りません。 しかし、体重は減っていなくても、筋肉は活性化して引き締まるので、見た目はよくなっているはずです。

筋トレの消費カロリー

すごく運動したような錯覚

筋トレは、ウォーキングなどと比べて、体を動かしている時間はとても短く、思っているほど消費カロリーはありません。 しかし、すごく運動したような気分になります。 その結果、食欲が増進して、食べすぎてしまうので注意が必要です。

筋トレの消費カロリー

10分間の運動での消費カロリーは、下表のとおりです。 腹筋運動は、カロリーが高く思えますが、ウォーキングやジョギングのように、長時間できません。
消費カロリー(10分間)
ウォーキング30 kcal
ジョギング60 kcal
ランニング100 kcal
腹筋運動60 kcal

プロテイン

筋トレ後にはプロテインと言いますが、これはスポーツ選手などの話です。 普通に食事をしていれば、たんぱく質も十分に摂れているので、体重を減らしたい程度の筋トレでは、プロテインは必要ありません。 たんぱく質も摂りすぎれば体脂肪になってしまいます。

筋トレで体重を減らすには



筋肉と脂肪の重さ

ダイエットを体重で考えるのは、よくありません。 同じ体積の場合、筋肉の重量は、脂肪の重量の1.22倍です。 体重は変わらなくても、筋肉が1kg増えて、脂肪が1kg減れば、体積は小さくなるので、引き締まって見えます。

速筋と遅筋

筋肉には、大きな力を出せる速筋と、力は小さいが持久力に優れた遅筋があります。 陸上競技で言えば、速筋は短距離種目や投てき種目で使われ、遅筋はマラソンなどの長距離種目で使われます。 速筋のエネルギー源は糖質のみですが、遅筋は体脂肪もエネルギーにできます。

負荷で鍛えられる筋肉が異なる

重いダンベルを使えば速筋が鍛えられ、軽いダンベルを使えば遅筋が鍛えられます。 重いダンベルとは、せいぜい10回くらいしか反復できない重量、軽いダンベルとは30回くらい反復できる重量です。

体脂肪を燃焼させるには

筋トレで体脂肪を燃焼させることは、遅筋を強化することです。 遅筋を鍛えるには、30回くらい反復できる負荷でトレーニングすることが必要です。 遅筋が強化されると、体脂肪がエネルギーに使われます。

脂肪燃焼の効果を上げるには

太ももの筋肉を鍛える

太ももは、全身で最も筋肉量の多い部位なので、強化するとカロリーをたくさん消費します。 体脂肪を燃焼するにも、脚の筋肉を使う有酸素運動が必要です。 体重を減らすには、腕や肩、腹筋よりも、太ももの筋肉を強化することが効率がよいです。

筋トレ後に有酸素運動

筋トレの後は、成長ホルモンが多く分泌される状態が3時間ほど続きます。 成長ホルモンには、体脂肪を分解する働きがあり、この時間帯に有酸素運動をすることで、体脂肪がエネルギーとして使われます。 ウォーキングやジョギングでなく、散歩や買い物などの軽い運動でも効果が十分にあります。

 関連項目
 効率よくお腹の脂肪を落とすには




プライバシーポリシー  
 よく分かる筋トレ
 腕を太くする方法
 胸板を厚くするには
 お腹の脂肪を落とす
 ダンベルトレーニング
 チューブトレーニング
 バランストレーニング
 スロートレーニング
 総合的なサーキットトレーニング
 懸垂ができない原因
 腹筋ローラーの効果
 遅筋で持久力アップ
 筋肉の減少を防ぐには
 筋肉がつかない原因
 体重が減らない原因
 どう筋肉をつけたいか
 太りやすい人は筋肉も
 成長ホルモンを分泌
 遅筋を鍛えて持久力UP

カテゴリ
 筋トレメニュー
 効率よい筋力トレ方法
 よく分かる筋トレ
 スポーツ別の筋トレ
 筋トレ器具の効果
 バランスボール
 有酸素運動
 ウォーキング
 食事で筋肉づくり
 カロリーダイエット