ゴルフの効果的な筋トレゴルフでは、スイングの上体をひねる力、インパクトの押し込む筋力、フォームを安定させる下半身の筋肉、グリップを握る握力などが必要です。飛距離アップには腹斜筋、スイングの安定には内転筋や前腕の筋トレが効果的です。![]()
飛距離をアップさせるには上体をひねる力ドライバーで飛距離を出すには、ヘッドスピードを上げることが必要です。 腰を回転させる原動力となる腹斜筋や広背筋、脊柱起立筋などの体幹を鍛えることが重要です。ボールを押し込む力飛距離を出すには、インパクト直後にボールを押し込む力も関係します。 これには、大胸筋の強化が重要で、腕立て伏せやベンチプレスがよいです。筋力バランス右利きの場合、右でばかりスイングをしていると、体の左右の筋力バランスが悪くなり、飛ぶものも飛ばなくなります。 これを防ぐには、左でのスイングやストレッチを行うとよいです。飛距離アップに効果的な筋トレ
インパクトを強くするには腕と胸の筋力強化インパクトでは、胸や肩の筋肉が重要です。 インパクト直後の伸びた肘を曲げながら、ボールを強く押し込む上腕の筋肉、インパクトの衝撃に耐える前腕の筋肉や握力も必要です。握力をつける大きな握力は必要ありませんが、試合終盤まで握力が落ちないようにすることが重要です。 握力をつけるには、ハンドグリップなどで、数多く、繰り返し握ることが必要です。インパクトを強くする筋トレ
フォームを安定させるには内転筋や下腿の強化アプローチでは、上体の力は必要とせず、安定した下半身が重要です。 フォームを安定させブレをなくすには、内転筋や下腿の筋肉を強化することが必要です。 足場の悪いラフやバンカーで物を言います。前腕を鍛えるスイングは、体幹の力を肩、上腕、前腕へと順にスムーズに伝わることが重要です。 前腕を鍛えることで、手首もうまく使えるようになり、スイングの軌道が安定します。下半身を安定させる筋トレ
ゴルフの練習・筋力トレーニングによる成果と失敗談![]() 柔軟性をよくして飛距離アップ Aさん(20代男性) 現在、私の平均飛距離は290〜300ヤードです。肩の可動域が広く、腰がよく回るため、体の回転だけで強いスイングをすることができます。 筋肉をつければ飛距離が出るという訳ではないので、高校時代は、体を柔らかくすることを一番にトレーニングをしていました。 上体の力に頼るよりも、体の回転で打った方がスイングスピードが上がり、必然的に飛距離がアップするからです。 当時は、胸を張って両腕を前後に動かしたり、腰を使って真後ろを見るといった、いつでもどこでも出来るストレッチを取り入れていました。 成長期は無理な筋トレをしない Bさん(20代男性) 中学や高校などの成長期には、負荷の大きい筋トレは控えた方がいいと思います。 なぜなら、成長段階の関節などに無理な負荷がかかって、怪我をする恐れがあるからです。 また、スポーツによって必要な筋肉が違うので、知識のある指導者がいないと厳しい面もあります。 ゴルフの場合、筋肉をつけすぎると窮屈なスイングになったり、無意識に余分な力が入ってしまい、よいスイングができません。
|