陸上(中・長距離)の効果的な筋トレ陸上の長距離種目やマラソンでは、持久力が重要ですが、走るだけでは筋力が落ちるので、筋肉をつけるトレーニングも必要です。体の左右に筋力差があるとレース後半になって響いてくるので、ボディバランスの強化も重要です。![]()
大腿筋・下腿筋の強化走るだけでは筋肉が落ちるジョギングやランニングだけでは、脚の筋肉は落ちやすいので、スクワットなどを取り入れると効果的です。 ラストスパートでスピードアップするには、短距離種目のようなトレーニングも必要ですが、筋肉をつけすぎると体重が増えて、逆効果になってしまうこともあります。筋肉のスタミナを強化マラソンなどの長距離種目では、レース終盤まで筋力を発揮するスタミナが重要です。 スタミナと言っても、心肺機能のことではなく、筋肉の持久力です。 軽めのダンベルやバーベルを使って、数多く反復するトレーニングをすることで、筋肉のスタミナである筋持久力が強化されます。脚の筋トレ
ランニングフォームを安定させるにはボディバランスをよくする中・長距離を走るには、バランスのよいリズミカルなフォームが必要です。 長時間の競技では、体の左右の筋力に差があると、疲れやすくなったり、ケガをする恐れもあります。 ボディバランスをよくするには、体幹トレーニングが効果的です。筋肉間の協調をよくするランニングフォームを安定には、筋肉間の協調も重要です。 それぞれの筋肉がうまく連動することで、省エネで走ることができます。 筋肉間の協調をよくするには、全身を動かすようなトレーニングが最適です。体幹のトレーニング
腕振りを持続させるには肩の周辺の筋力強化腕振りがよいと、脚の回転がよくなり、リズミカルに走れます。 大胸筋や上腕三頭筋が弱いと、肩の周辺の血行が滞って疲れやすくなり、腕振りが悪くなってしまいます。腕振りをよくする筋トレ
陸上(長距離)の練習・筋力トレーニングによる成果と失敗談![]() 腕の筋力をベンチプレスで鍛える Aさん(30代男性) 重視していたのは腕の筋力と体幹です。 足の筋力は走ることで付きますが、腕の筋力や体幹は特別な筋トレを行う必要があります。 腕の筋力はベンチプレスで鍛え、体幹はメディシンボールを用いての腹筋や、ボール投げを行いました。 腕振りがよくなったのと、長距離を走った後の腕や腹筋の痛みがなくなり、筋力がついたことを実感しました。 ジムのマシンで太ももの筋トレ Bさん(40代女性) 高校生の頃に陸上競技の長距離をやっていて、一番重要視していた筋肉の部位は太ももです。 太ももに筋肉がないと終盤にバテてしまうので、そこを中心に強化していました。 ジムでのマシンによるレッグプレスやレッグカールを中心に行いました。 太ももを強化したことによって最後まで走り切れる筋力が得られました。 ウエイトトレーニングで体幹も強化 Cさん(50代男性) 上半身全体の筋肉をつけるために、バーベルでのベンチプレス、ダンベルでの腕や肩のウエイトトレーニングをしていました。 ウエイトをやるようになって筋力だけでなく体幹も強化され、疲れても体が左右にぶれることがなくなり、レース後半でもペースが極端に落ちることがなくなりました。
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