テニスの効果的な筋トレテニスでは、俊敏なフットワークにスタミナ、サービスやリターンでの筋力が必要。素早い方向転換には大臀筋や下腿三頭筋、強いサーブには大胸筋や腹斜筋、フォアハンド・バックハンドには前腕などの筋力強化が効果的です。
サービスやリターンを強くするには体幹の強化強いサーブやリターンを打つには、体をひねる腹斜筋や広背筋などの体幹の力が必要です。 この力をロスなくラケットに伝える、大胸筋、肩、腕の筋肉も重要です。前腕の強化前腕を強化することで、ラケット面が安定します。 相手のサーブやリターンでのインパクトに負けないようになります。サービスやリターンを強くする筋トレ
素早く動けるようになるには大腿・下腿の強化攻撃でも守りでも、素早く動いたり、方向転換するフットワークがとても重要です。 フットワークをよくするには、臀部・大腿・下腿(ふくらはぎ・すね)の筋肉を鍛えることが必要です。筋持久力をつけるテニスでは、長い時間、動けるスタミナが必要です。 全身持久力も必要ですが、試合終盤まで筋力を維持させる筋持久力が重要です。 筋持久力をつけるには、カーフレイズのように、軽い負荷で数多く反復することが必要です。フットワークをよくする筋トレ
フォアハンドを強くするには回内筋の強化フォアハンドで強く打つには、体の回転と連動した腕の振りが重要です。 フォアハンドでは胸や肩、肘先を内側へひねる前腕の筋肉(回内筋)が必要です。 回内筋は、容器のフタを回しながら、開けるときに使われる筋肉です。フォアハンドを強くする筋トレ
バックハンドを強くするには回外筋の強化バックハンドで強く打つには、体の回転と連動した腕の振りが重要です。 バックハンドでは上腕や肩、肘先を外側へひねる前腕の筋肉(回外筋)が必要です。 回外筋は、容器のフタを回しながら、閉めるときに使われる筋肉です。バックハンドを強くする筋トレ
テニスの練習・筋力トレーニングによる成果と失敗談体の連動性をよくする Aさん(20代女性) 高校時代にテニス部に所属していたときの練習法です。 コートのエンドラインに立ち、柔らかいソフトテニスのボールを素手でキャッチボールするトレーニングを行っていました。 ボールを遠くへ投げるには、体を鞭のように使い、力を上手く伝達していくことが必要です。 このトレーニングによって、体の使い方がよくなり、腕のみでボールを打つ癖を改善できました。 サーブに必要な背中の筋肉を強化 Bさん(50代男性) サーブを強化するために、背中の筋肉を重点的に強化しました。 ダンベルリバースフライで僧帽筋や広背筋、ベントオーバーローイングで脊柱起立筋などを鍛えました。 これにより、肩を痛めることがなくなり、フォームも改善されました。 さらに、力が入りにくい高いボールのハイバックも強く打てるようになりました。 タオルでサーブのトレーニング Cさん(10代男性) 高校でテニスを初めたので、サーブが打てるようになるまで苦労しました。 有名選手のサーブを見たり、野球のシャドウピッチングのように、タオルを使ってフォームのトレーニングを行いました。 タオルを振ったときにいい音が鳴ると、コートでも鋭いサーブが打てるようになったので、タオルを用いたトレーニングが効果的な練習方法だったと思います。
|