筋トレ・フィットネス&ダイエット
  トップページスポーツ別の筋トレバレーボール

バレーボールの効果的な筋トレ

バレーボールでは、スパイクの打撃力、ブロックのジャンプ力、レシーブで素早く動ける敏捷性などが必要です。アタックには大胸筋や前鋸筋、ジャンプには大臀筋や大腿四頭筋、守備範囲拡大には下腿の筋トレが効果的です。また、疲労しやすい腰や足裏のケアも重要です。



 目次
 1. スパイク・サーブを強くするには
 2. ジャンプ力をつけるには
 3. レシーブの範囲を広げるには
 4. 安定したトスを上げるには
 5. ストレッチと疲労回復

スパイクやサーブを強くするには

腕振りを速くする

強いスパイクを打つには、速い腕の振りを生み出す腕や肩の筋力、上半身をねじる体幹、瞬間的にインパクトを与える大胸筋などを鍛えることが必要です。

跳ね返すブロック

相手の力強いスパイクを跳ね返すためには、ブロックの動作に似ているショルダープレスなどで、僧帽筋や前鋸筋の強化が必要です。

スパイクを強くする筋トレ

アームプルオーバー アームプルオーバー(大胸筋の強化)
@ひざを立てて仰向けになり、両手にダンベルを持って、両腕を真上に伸ばします。
A両腕を伸ばしたまま、頭の先へ下ろしていき、ゆっくり元に戻します。
ワンハンド・ダンベルロウ ワンハンド・ダンベルロウ(広背筋・僧帽筋・三角筋の強化)
@片手でダンベルを持ち、反対側の手とひざをベンチに乗せ、体と床が平行になるようにします。
A背中の筋肉を意識して、ゆっくりとダンベルをおなかの辺りまで引き上げ、ゆっくりと元に戻します。
ツイスティング・クランチ ツイスティング・クランチ(腹直筋・腹斜筋の強化)
@仰向けになって両ひざを立て、両手を頭の後ろに置きます。
A上体を起こしながらねじり、ひじとひざを近づけ、ゆっくりと戻します。
ショルダープレス ショルダープレス(三角筋・僧帽筋・前鋸筋の強化)
@ベンチなどに座り、両手にダンベルを持ち、肩の高さくらいに保持します。
A息を吐きながらゆっくりとダンベルを持ち上げ、息を吸いながらゆっくりと元の姿勢に戻します。

ジャンプ力をつけるには

大臀筋と大腿四頭筋

スパイクやブロックで必要なジャンプ力をつけるには、股関節を伸展させる大臀筋、膝関節を伸展させる大腿四頭筋を鍛えることが必要です。 これらの筋肉は、瞬発力も生み出します。

踏み切る筋力

力強く踏み切るときには、下腿の筋力が必要です。 数多くジャンプしても疲れない、試合終盤まで筋力を維持させる筋持久力も重要です。

ジャンプ力をつける筋トレ

ヒップリフト ヒップリフト(大殿筋・脊柱起立筋の強化)
@ひざを立てて仰向けになり、ダンベル持ってお腹の上に置きます。
A腰を上げていき、ゆっくり元に戻します。
フロントランジ フロントランジ(大殿筋・大腿四頭筋の強化)
@肩にバーベルを担いで立ちます。
A太ももを床と平行になるくらいに片足を大きく前へ踏み出し、もとに戻します。
スクワット スクワット(大腿四頭筋・ハムストリングスの強化)
@両足を肩幅程度に開き、バーベルをかついで(ダンベルを持って)立ちます。
A背筋を伸ばしたまま、太ももが床と平行になるくらいまでしゃがみ、元に戻します。
カーフレイズ カーフレイズ(下腿三頭筋、前脛骨筋の強化)
@両手にダンベルを持って立ちます。
Aかかとを上げていき、ゆっくり元に戻します。
※腓腹筋とヒラメ筋を合わせたものが下腿三頭筋です。 できるだけ反復することで、筋持久力が養われます。

レシーブの範囲を広げるには

一歩目を速くする

前後左右に素早く動いて、レシーブの範囲を広げるには、一歩目を速くすることです。 これには、瞬発力にも関わる大腿四頭筋や大臀筋の強化が重要です。

下腿の筋持久力

試合終盤まで動けるようになるには、下腿(ふくらはぎ・すね)の筋肉を鍛えることが必要です。 自重、または軽めのダンベルやバーベルを用いて、数を多めに行うトレーニングをすると効果的です。

股関節の柔軟性

レシーブでは、低い姿勢を維持しながら、多方向へ素早く移動しなければなりません。 そのためには、股関節の柔軟性だけでなく、股関節周りの筋肉の瞬発力も必要です。

敏捷性を高める筋トレ

サイドランジ サイドランジ(大腿四頭筋・大殿筋の強化)
@肩にバーベルを担いで立ちます。
A片足を横へ踏み出し、もとに戻します。左右交互に行います。
スクワットツイスト スクワットツイスト(腹直筋・腹斜筋の強化)
@両手にダンベルを持って立ちます。
A体をねじってダンベルを足元横へ下ろしながらひざを曲げていき、元に戻します。
カーフレイズ カーフレイズ(下腿三頭筋、前脛骨筋の強化)
@両手にダンベルを持って立ちます。
Aかかとを上げていき、ゆっくり元に戻します。

安定したトスを上げるには

腕や肩の筋力強化

セッターが、スパイクしやすい安定したトスを上げるには、上半身の筋力が必要です。 特に、崩れた体勢では、腕や肩の筋力にかかる割合が大きくなります。

筋持久力の強化

トスでは、スパイクのような大きな力は不必要ですが、筋肉の持久力は重要です。 筋持久力がないと、試合後半でのトスが乱れやすくなります。

トスを安定させる筋トレ

インクライン・プレス インクライン・プレス(大胸筋の強化)
@インクラインベンチで、両手にダンベルを持って、肘を曲げ肩のあたりにセットします。
A息を吐きながら、ダンベルを真上に持ち上げ、ゆっくりもとに戻します。
フレンチプレス フレンチプレス(上腕三頭筋の強化)
@片手にダンベルを持ち、腕を真上に伸ばしてひじを曲げ、ダンベルを頭の後ろに位置させます。
Aひじを動かさずにダンベルを持ち上げ、ゆっくり戻します。
リアレイズ リアレイズ(肩・三角筋の強化)
@両手にダンベルを持ち、腰を引いてひざを軽く曲げ、上半身を前傾させます。
A両腕を伸ばしたまま、腕と床が平行になるまで、横にダンベルを持ち上げ、ゆっくり元に戻します。

ストレッチと疲労回復

肩関節のケアと柔軟性

バレーボールでは、サーブ、トス、スパイク、ブロックなど、すべての動作で肩関節を使います。 肩関節周辺の筋肉を十分にケアし、柔軟性を保つことが重要です。

腰の疲労をとる

バレーボールでは、スパイクでは大きく体を反らせ、逆にレシーブでは中腰で背中を丸める姿勢をとります。 腰を反らせたり丸める、相反する動作が腰に疲労を溜めるので、試合や練習後には、腰のストレッチが重要です。

足裏の疲労をとる

ジャンプやブロックで、ジャンプして着地する度に、足底(足裏)に大きな負荷がかかります。 足底を伸ばす下腿のストレッチも重要。足裏を指で押すのも効果的です。

バレーボールの練習・トレーニングによる成果と失敗談

部活やクラブでのトレーニングについて、上達するためにやっていた練習や筋トレ、それによる試合での成果、逆効果になってしまった失敗談などをアンケートしました。



高いジャンプに必要な筋トレ Aさん(30代女性)
中学、高校とバレーボール部に所属していました。高校に入り、ネットの高さが10cm上がり、身長157cmの私には高く感じました。
しかし、アタックを打つためには、より高くジャンプをしなくてはいけないので、ジャンプ力を上げるための筋トレをしていました。
まずは、バランスよく腹筋背筋腕立てスクワットを各50回ほど、それから短距離ダッシュを数本、そしてアタックを打つための助走〜ジャンプまでの過程をひたすら跳び続け、ジャンプをするために必要な筋肉を付けていきました。

ジャンプ力向上のための日常生活 Bさん(20代女性)
高校時代、アタッカーをしていたので、ジャンプ力向上の為に、おもりを付けながら一日中過ごしていました。
放課後のアタックの練習では、体が軽くなり、とても高くジャンプできた気がしました。
おもりは、たいして重くないものでしたが、小さな負荷の積み重ねなのか、ジャンプ力は向上しました。

マンツーマンでスパイクとレシーブ Cさん(40代男性)
中学時代のトレーニングで一番印象に残っているのは、マンツーマンでスパイクとレシーブを一対一でする練習です。 見た目にもハードな練習ですが、一番上達につながるトレーニングだったと思います。

パリ五輪 バレーボール 日本代表選手 🎌
男子関田誠大 深津旭弘 石川祐希 高橋藍 大塚達宣 甲斐優斗 西田有志 宮浦健人 山内晶大 小野寺太志 高橋健太郎 山本智大
女子岩崎こよみ 関菜々巳 井上愛里沙 古賀紗理那 林琴奈 石川真佑 和田由紀子 宮部藍梨 山田二千華 荒木彩花 小島満菜美 福留慧美




プライバシーポリシー  
 スポーツ別の筋トレ
 ゴルフ
 野球
 サッカー
 バレーボール
 バスケットボール
 テニス
 バドミントン
 卓球
 陸上・短距離
 陸上・長距離
 陸上(投てき・跳躍)
 水泳
 柔道・レスリング
 格闘技・ボクシング

カテゴリ
 筋トレメニュー
 効率よい筋力トレ方法
 よく分かる筋トレ
 スポーツ別の筋トレ
 筋トレ器具の効果
 バランスボール
 有酸素運動
 ウォーキング
 食事で筋肉づくり
 カロリーダイエット