遅筋は糖質だけでなく体脂肪もエネルギーにするので、たくさん燃やせるようになります。
遅筋のエネルギー源は体脂肪
筋肉は2種類
筋肉は、細い筋線維の束ねたもので、筋肉がつくことは1本1本の筋線維が太くなることです。
筋線維には、瞬発力に優れた速筋線維と、持久力のある遅筋線維があります。
速筋と遅筋の割合
人それぞれ、持っている速筋と遅筋の割合は異なります。
速筋の割合が多い人は筋肉が太くなりやすく、遅筋の割合が多い人の筋肉は太くなりにくいのが特徴です。
速筋と遅筋の割合は生まれつき決まっていると言われます。
遅筋の割合が多い人
遅筋の割合が多い人の見た目は華奢と言えますが、筋肉量が少ない訳ではありません。
遅筋は太くなりにくい反面、持久力に優れた筋肉です。
鍛えることで筋肉自体のスタミナを手に入れることができます。
筋肉のエネルギー源
速筋のエネルギー源は、筋肉などに蓄えられているグリコーゲン(糖質)だけです。
遅筋は、糖質だけでなく、体脂肪もエネルギー源にすることができます。
遅筋が衰えると脂肪を燃焼できない
遅筋が衰えると
有酸素運動をしなくなると、遅筋が衰えてきます。
男性は筋トレで速筋は鍛えますが、遅筋はあまり鍛えない傾向にあると言えます。
遅筋が衰えると、代わりに速筋が使われるようになり、エネルギーを糖質に依存し、体脂肪を燃やせない体になってしまいます。
体脂肪を燃やせないと
遅筋が衰えると、エネルギーとして脂肪を使えず、糖質に依存するので、血糖値の変動が大きくなり、疲れやすくなります。
空腹感も感じやすくなり、たくさん食べてしまうことで、太りやすい体質にもなります。
遅筋が少ないボディビルダーの体脂肪率が低いのはなぜ
ボディビルダーは遅筋の割合が少ないので、それによって脂肪を燃やす能力は低いのかも知れません。
体脂肪率が低いのは、体脂肪になってしまう糖質や脂質を控えるなど、食事を節制しているからです。
ただし、極端に体脂肪率が低いと風邪を引きやすくなったりします。免疫力が落ちるので、体にはよくありません。
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