筋トレ後の食事方法と男性ホルモンの必要性

筋肉がつきにくい人は、カロリーや脂肪も多く摂るなど、食事のしかたを工夫する必要があります。

 目次
4. トレーニング後の食事のしかた
5. 筋肉をつけるには男性ホルモンが必要
6. 筋トレは焦らず地道に

 

トレーニング後の食事のしかた

食事は1日3食

朝食を抜くなど1日2食にすると、体がちょっとした飢餓状態と思い込み、体脂肪がつきやすくなってしまいます。
また、空腹時間が長くなるので、血糖値を上げるために、タンパク質を分解して糖に変えるホルモンが分泌されます。
規則正しく食事をしないと、筋肉になるはずだったタンパク質がエネルギーとして使われてしまうこともあります。

間食を取り入れる

たくさん食べてもウェイトアップできない人は、消化吸収の効率が悪いなどの要因が考えられます。
単に間食するだけでは、体脂肪が増えてしまうので、1回の食事量を減らして、トレーニングの前後に間食を取り入れてみます。
トレーニング前に、すぐにエネルギーになる消化吸収のよいもの、トレーニング後には、牛乳やプロテインなどです。

トレーニング直後にたんぱく質

トレーニング直後は、成長ホルモンが多く分泌されている状態です。
トレーニング後できるだけ速く、たんぱく質を摂ることで、傷ついた筋肉を効率よく修復することができます。
食事ができない場合は、消化吸収の速いプロテインやアミノ酸サプリメントを利用すると効果的です。

夕食は寝る3時間前までに

食事で摂ったたんぱく質が消化吸収されて、筋肉に届くまでには3時間程度かかります。
また、成長ホルモンは、就寝直後から数時間、多く分泌されます。
よって、消化吸収する時間を考えて、夕食を摂ることで効果が上がります。
夕食や就寝の時間が不規則だと、たんぱく質の合成がうまくいかず、筋肉もつきにくくなります。

筋肉をつけるには男性ホルモンが必要

男性ホルモンの材料は体脂肪

筋肉をつけるためには、男性ホルモンが必要です。
男性ホルモンの材料になるのは脂質です。
体脂肪が不足すると、男性ホルモンの合成が不十分になり、筋トレをしても筋肉がつかないことにもなりかねません。

痩せている人は脂肪も摂る

たんぱく質をたくさん摂っても、1日の摂取カロリーが少ないと、体脂肪がエネルギー源として使われてしまい、筋肉が思うようにつかなくなります。
太っている人は、体脂肪があるので問題ありませんが、痩せている人は摂取カロリーを多くするために、脂肪もある程度、摂ることが必要です。
糖質、タンパク質は1g4kcal、脂肪は1g9kcalです。

最初から細マッチョを目指さない

細マッチョになるために、たんぱく質だけ摂って、脂肪を摂らないというのは、筋肉がつきにくいです。
筋肉をつけるには、少し太るくらいの食事が必要です。
細マッチョを目指すなら、筋肉がついてからの方が、はるかに効率がよいです。

焦らず地道に

オーバートレーニング

筋トレを初めてしばらくすると、筋トレをしないと筋肉が落ちてしまうのではないかと不安に駆られたりするものです。
その結果、筋肉が回復していないのに筋トレをして、それを繰り返してしまうことで、徐々に筋力が落ちてしまうことがあります。
これをオーバートレーニングといい、筋トレをしているのに筋力が減っていくという本末転倒なことになってしまいます。
焦らずに筋肉が回復してからトレーニングをすることが重要です。

トレーニングの内容を変える

同じトレーニングばかりを続けていくとマンネリになって、モチベーションが下がってきます。
筋肉を太くするトレーニングをしているなら、軽い負荷にしてパワーや筋持久力をつけるトレーニングを取り入れたり、種目を変えるなど気分を変えることも必要です。

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