パンの太りにくい食べ方・トーストで難消化性デンプンに
食パンのGI値は90、ロールパンのGI値は80、全粒粉パンのGI値は50です。
食パンを全粒粉パンに変えたり、牛乳を一緒に飲むことで、血糖値の上昇を穏やかにできます。
トーストにすると太りにくい
パンかごはん
粒状のごはんは、小麦粉からできているパンよりも消化吸収が遅く、インシュリンの分泌も少ないです。
糖質を体脂肪に変えるインシュリンの分泌が少ないと、太りにくくなります。
ごはんかパンで言えば、ごはんの方がダイエット向きです。
焼くと太りにくくなる
食パンは、デンプンが細かく、消化吸収されやすいですが、トーストにすると、デンプンが結合して消化吸収しにくくなります。
消化吸収しにくく変化したデンプンを難消化性デンプンといい、焼いていない食パンよりは、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
糖質に偏っている
トーストにすると太りにくいと言っても、トーストだけでは糖質に偏っており、血糖値は上がりやすいのには変わりありません。
卵、牛乳など、タンパク質や脂質を摂ることで、バランスがよくなります。
トーストの種類とダイエット効果
マーガリンとバター
トーストにバターを塗ると+80kcalですが、何もつけないよりも、血糖値の上昇を穏やかにできます。
マーガリンとバターでは、植物性のマーガリンの方がカロリーが低いですが、トランス脂肪酸が含まれています。
毎日摂っていると、肥満の原因になりやすく、悪玉コレステロールを増やしてしまいます。
ジャムトースト
イチゴジャム、マーマレード、メイプルシロップなどには、糖質が多く含まれています。
食パンとジャムは、糖質+糖質の組み合わせで、血糖値を急激に上げてしまいます。
ジャムを塗ると+80kcalです。
ピザトースト
ピザトーストは、カロリーは高めですが、チーズでタンパク質やカルシウムが摂れます。
ピザトーストが面倒なら、スライスチーズを乗せるだけでもよいです。
フレンチトースト
卵と牛乳を溶いたものに浸した食パンを、フライパンで焼いたものです。
油を使うのでカロリーは高めですが、卵と牛乳でタンパク質が摂れ、栄養バランスがよくなります。
菓子パンと惣菜パン
菓子パンのカロリー
アンパン、クリームパン、ジャムパン、メロンパンなどの菓子パンも、パンに砂糖なので炭水化物+炭水化物の組み合わせです。
菓子パンは1個で300〜400kcalもあり、どんぶり1杯のごはんと同じカロリーです。
惣菜パンは糖質の摂りすぎ
コロッケパン、焼きそばパンなどの惣菜パンは、炭水化物+炭水化物の組み合わせで、糖質の摂りすぎになります。
うどん+丼のセット、力うどん、お好み焼き定食なども同じで、とても太りやすいです。
血糖値が上がった状態で揚げ物
コロッケパンやフィッシュバーガーなど、パンで血糖値が上がった状態で揚げ物を食べると、体脂肪になりやすくなります。
また、ハンバーガーとフライドポテトの組み合わせも同様です。
パンのGI値を下げるには
パンには牛乳
パンを食べるときは、低GIの牛乳と一緒に食べることで、GI値を低くすることができ、血糖値の上昇を抑えられます。
水は消化吸収をよくし、甘いジュースは糖質が多いなど、ダイエットにはよくありません。
栄養のバランスをよくする
トーストとコーヒーだけでは、朝食を摂っているとは言えず、バランスも糖質に偏っています。
できれば、ゆで卵や野菜サラダを一緒に摂るとよいですが、面倒ならバナナや牛乳だけでもプラスするとよいです。
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