コロッケVSメンチカツ・ダイエット目的で食べ分ける
コロッケは、カロリーが低いが糖質は多く、メンチカツは、カロリーが高いが糖質は少ないです。
糖質を控えたいならメンチカツ、カロリーを抑えたいならコロッケなど、ダイエットの目的に合わせて、食べ分けるとよいです。
コロッケの糖質とカロリー
コロッケ
コロッケは、GI値は90のジャガイモを、小麦粉やパン粉をつけて揚げたものなので、血糖値を上げやすいです。
キャベツなどの野菜といっしょに食べることで、血糖値の急上昇を抑えられます。ちなみに、コロッケのカロリーの半分は衣が占めています。
かにクリームコロッケ
中身がとろとろのクリーム状のコロッケは、クリームにも脂が多く使われています。
普通のコロッケよりも低GIかも知れませんが、それ以上に高カロリーで太りやすいです。
タマネギ
タマネギには、血流をよくして、代謝を上げる作用があります。
コレステロールや中性脂肪を減らすにも効果的なので、自分でつくる場合には、多めに入れるとよいです。
糖質の量を減らす
コロッケは、じゃがいもと小麦粉、パン粉で、ほとんどが糖質です。
おかずに食べる場合は、白米の量を減らして、豆腐などタンパク質の多い食材をプラスするとよいです。
メンチカツの糖質とカロリー
メンチカツ
メンチカツも小麦粉やパン粉が使われていますが、牛肉や豚肉のGI値は45前後です。
コロッケに比べると糖質が少なく、血糖値を上げにくいですが、カロリーや脂質は高いです。
牛肉と豚肉
メンチカツには、牛肉や豚肉が使われています。
牛肉には、体脂肪を燃焼させるために必要な、L-カルニチンという成分が多く含まれています。
豚肉には、糖をエネルギーに変えて、体脂肪になるのを少なくするビタミンB1が豊富に含まれています。
糖質量の比較
糖質量は、コロッケが約30g、メンチカツが約20gです。
カロリーはコロッケの方が低いですが、糖質制限ダイエットで見れば、メンチカツの方がGI値も低く、太りにくいです。
メンチカツとトンカツ
メンチカツは、細かく切った肉を使っているので、早食いになりがちです。
この点は、コロッケも同様です。
同じ揚げ物でも、トンカツはブロック肉で、噛むのに時間がかかるので、血糖値の急上昇を防げます。
コロッケとメンチカツ・ダイエットに気をつける点
ソース
中濃ソースやウスターソースには、糖質が多く含まれ、大さじ一杯で25kcalほどあります。
ソースをつけすぎると、カロリーの摂りすぎになるだけでなく、濃い味付けになって、御飯が御飯がススム君になってしまいます。
キャベツ
キャベツには、食物繊維が多く含まれているので、糖質と脂質の吸収を抑えてくれます。
一般的に、マヨネーズを使うと血糖値の上昇を穏やかにできますが、キャベツにはつけない方がよいです。
揚げ物で脂を摂っている場合は、マヨネーズは逆に太る原因になります。
サラダ油
サラダ油に含まれる多価不飽和脂肪酸のリノール酸には、悪玉コレステロールを減らす働きがありますが、摂りすぎると善玉コレステロールも減らしてしまいます。
多価不飽和脂肪酸は、体内で合成できないので、食事で摂らなければいけませんが、酸化しやすく、時間が経った油は体によくありません。
惣菜パン
コロッケパンは手軽に食べられますが、糖質+糖質なので、血糖値を上げやすいです。
糖質ダイエットの観点から言えば、メンチカツのパンの方がよく、また、肉のタンパク質が摂れて栄養バランスがよくなります。
揚げ物はカロリーが高い
コロッケもメンチカツも油で揚げているので、カロリーは高く、食べすぎれば太ります。
白米で血糖値が上がった状態で、揚げ物を食べることも、太りやすい要因です。
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