上腕の筋トレ8種目と効果的な鍛え方上腕二頭筋、上腕三頭筋を鍛える筋トレ種目と鍛え方、効率よく筋肉をつける方法です。 肘関節を曲げ伸ばしする上腕の筋力を強化するには、上腕二頭筋と上腕三頭筋をバランスよくトレーニングすることが大切です。
上腕二頭筋の鍛え方上腕二頭筋とは上腕二頭筋は、肘関節を曲げたときに膨らむ筋肉で、いわゆる「力こぶ」です。 陸上競技の腕振り、格闘技の引きつける力、ロッククライミング、ボート漕ぎなどで使われます。基本の鍛え方上腕二頭筋を鍛えるには、ダンベルカールやバーベルカールが基本です。 さらに効果を上げたいなら、コンセントレーションカールやプリチャーカールがあります。ダンベルカールとバーベルカールダンベルカールは、バーベルカールに比べて、軌道が安定しにくく、上げる際に反動がつきやすいので、上腕二頭筋への負荷が集中しにくいです。 その点から、バーベルカールの方が初心者向きと言えます。コンセントレーションカール立って行うアームカールは、挙げるために、いつの間にか腕以外の筋肉を使ってしまいがちます。 その点、コンセントレーションカールは、肘を固定して行うため、反動がつきにくく、上腕二頭筋に集中的に負荷をかけることができます。 コンセントレーションカールは、上腕二頭筋を意識して、ゆっくりと動作させるため、負荷を軽くしても効果的です。上腕二頭筋の筋トレメニュー
上腕三頭筋の鍛え方上腕三頭筋とは上腕三頭筋は、上腕二頭筋の裏側の筋肉で、肘を伸ばす役割があります。 肘を曲げると伸び、伸ばすと縮みます。また、腕を前に出すと伸び、後へ引くと縮みます。 上腕三頭筋は、ボールを投げたり、ボクシングのストレートパンチなどで使われます。基本の鍛え方上腕三頭筋を強化するには、腕立て伏せ、リバース・プッシュアップが一般的です。 さらに効果を上げたいなら、プッシュアウェイやフレンチプレスがあります。フレンチプレス筋肉に効率よく負荷をかけるには、最も伸びた状態から、最も縮んだ状態まで、動かすこと(可動域を広げる)が理想です。 フレンチプレスは、腕を上げて肘を曲げ、上腕三頭筋が、最も伸びた状態から始める種目です。プッシュアウェイプッシュアウェイは、上腕三頭筋がある程度、縮んだ状態から最大限に収縮させる種目です。 フレンチプレスと合わせて行うことで、上腕三頭筋を可動域いっぱいに伸縮できます。上腕三頭筋の筋トレメニュー
筋トレの効果を上げるには腕の筋肉は胸の後でトレーニングベンチプレスやプッシュアップでは、大胸筋と共に上腕三頭筋も使われています。 胸の筋肉が元気でも、腕の筋肉が疲れると、ベンチプレスができなくなるため、胸のトレーニングを先に行います。 上腕三頭筋はベンチプレスだけでも、ある程度は鍛えられています。プリチャーカールスコットカールとも呼ばれ、インクラインカールとは逆に、腕を前に出した状態で行う種目です。 上腕二頭筋は、肘を前に出すだけで縮みます。この状態からアームカールを行うので、立って行うよりも、上腕二頭筋を収縮させることができます。反復回数・セット数と頻度効率よく筋肉をつけるには、なんとか「10回くらい反復できる負荷」で、10回×3セットくらい行うと効果的です。 上腕の筋肉の回復日数は、2〜3日なので、週2〜3回のトレーニングが適当です。各スポーツでのトレーニング効果テニス上腕の筋力を強化することで、サーブやスマッシュをパワーアップできます。 フォアハンドは体の回転に連動した力強い腕振りが重要なので、ダンベルカールやバーベルカールで上腕二頭筋を強化することで威力が上がります。 また、ラケット面を安定させる効果もあります。ゴルフ飛距離をアップさせるには両ひじを体に引きつけてスイングすることが必要です。 わきを閉めてスイングするには、コンセントレーションカールで上腕二頭筋、フレンチプレスで上腕三頭筋を強化するとよいでしょう。 上腕の筋力アップにより、体の回転がロスなくクラブに伝わり、ヘッドスピードが上がります。柔道コンセントレーションカールなどで上腕二頭筋を強化することで相手を引きつける力を強くできます。 強い引きつけにより、柔道では技をかける、ボクシングではクリンチでの防御につながります。 また、腕を伸ばす上腕三頭筋を強化することで、ボクシングや空手でのパンチのスピードが上がります。ボディビルダーのトレーニング例【例1】4種目を各10回×5セットずつ行います。 @バーベルカール Aプリチャーカール Bクローズグリップ・ベンチプレス Cプッシュアウェイ 【例2】4種目を各10回×5セットずつ行います。 @コンセントレーションカール Aインクラインカール Bクローズグリップ・ベンチプレス Cプッシュアウェイ 私のトレーニング記録より私が初めて鉄アレイを買ったのが中学のときで、初めて行った種目はダンベルカールでした。ダンベルを見てまず思い浮かぶ種目はアームカールですよね。 ダンベルカールで筋肉がついて、それでも物足りなければ細部を鍛える上級者の種目を行えばよいと思います。なかなかそこまで行く人はいないとは思いますが…。 私は長年、懸垂をメインにやっているので、ベンチプレスはしますが、腕のトレーニングはバーベルカールくらいしかしていません。 それでも、順手の懸垂で上腕三頭筋、逆手の懸垂で上腕二頭筋が鍛えられ、前腕もだいぶ太くなりました。建設業なので力仕事が多いことにもよります。 懸垂は広背筋を鍛える種目ですが、ぶら下がった状態から肘を曲げ伸ばしして体を持ち上げるので、当然腕にも大きな負荷がかかります。 懸垂だけでもよい上腕、前腕のよいトレーニングになると思っています。
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