筋トレ・フィットネス&ダイエット
  トップページよく分かる筋トレ筋肉の減少を防ぐには

空腹で筋トレをしても筋肉はつかない

糖新生とは、筋肉のタンパク質が分解されてエネルギーになることで、極端な糖質制限ダイエットで起こります。タンパク質しか摂らないのは体によくありません。



 目次
 1. 糖新生とは・糖新生が起こる原因
 2. 空腹で筋トレをしても筋肉はつかない
 3. 加齢による筋肉の減少を防ぐには

糖新生とは・糖新生が起こる原因

糖質とグリコーゲン

食事で糖質を摂ると、グリコーゲンという形で筋肉や肝臓に蓄えられます。 グリコーゲンは筋肉に約400g、肝臓に約60g蓄えることができます。 血糖が下がると、筋肉や肝臓のグリコーゲンが分解されて、血液中に放出されてエネルギーになります。

糖新生とは

糖新生とは、貯蔵されているグリコーゲンが少なくなったときに、筋肉のタンパク質を分解してブドウ糖をつくり、エネルギーにすることです。 糖新生が起こると、筋肉量が減ってしまい、基礎代謝が低下することで体脂肪がつきやすくなります。 これがいわゆる、リバウンドです。

糖新生が起こる原因

糖新生は、極端に糖質を制限したダイエットで起こります。 筋トレでも、トレーニング後の食事によっては、起こることがあります。 筋トレに慣れてくると、体脂肪を落としたいという欲が出て、糖質や脂質を控えて、タンパク質ばかりを摂るようになります。 筋トレのエネルギー源は、ほとんどが糖質なので、糖質を控えることを続けていると、日ごとにグリコーゲンの貯蔵量が減っていき、糖新生が起こることにもなります。

脳のエネルギー源

脳のエネルギー源は、糖質のみです。 脳だけでも、1日に120gの血糖を消費すると言われます。 筋トレをしなくても、食事で十分な糖質を摂っていなければ、体内のグリコーゲンの貯蔵量は減っていきます。

消費したグリコーゲンを回復させる

筋トレ後に十分な食事を摂れば、24時間くらいで筋肉のグリコーゲンを元の状態まで回復できます。 筋トレの強度が高いほど、トレーニング量が多いほど、グリコーゲンの消耗が激しく、回復にも時間がかかります。 グリコーゲンが回復しなければ、疲れが残ります。

十分な休息をとることも必要

筋肉のグリコーゲンが回復できていない状態で、筋トレをすることも、糖新生につながってしまいます。 筋トレをしているのに、筋肉がつかないどころか、減っていくことも起こりえます。

空腹で筋トレをしても筋肉はつかない

空腹での筋トレ

早朝に空腹の状態で、ウォーキングなどの有酸素運動をすると、体脂肪を燃焼すると言われます。 しかし、筋トレのエネルギー源は糖質なので、体脂肪をエネルギーにすることはできません。 筋肉などに蓄えられているグリコーゲン(糖質)が不足すれば、筋肉のタンパク質を分解してエネルギーにすることにもなりかねません。

空腹な状態でのエネルギー源

食事で摂った糖質は、グリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられます。 グリコーゲンは、筋肉に約400g、肝臓に約60g蓄えることができます。 血糖値が下がると、これらのグリコーゲンが分解されて、エネルギーになります。 グリコーゲンが不足すれば、副腎皮質ホルモンが分泌され、糖新生(筋肉を分解してエネルギーを得る)が起こる原因にもなってしまいます。

グリコーゲンの回復

筋トレではグリコーゲンを消費し、ハードな筋トレほど、消費量は多くなります。 グリコーゲンが減れば、大きな筋力を出せなくなり、回復にも時間がかかります。 空腹の状態で筋トレをすれば、グリコーゲンの消費量は多くなります。 筋肉疲労の回復=グリコーゲン量の回復 とも言えます。

血糖値が急激に上昇

空腹で筋トレをした後に食事をすると、一気に血糖値が上がってしまいます。 体が飢餓状態と判断して、脂肪を溜め込むために、急激に血糖値が上がります。 血糖値が急激に上がることは血管にもダメージを与えます。

食後の筋トレ

食後は、消化器で血液が必要となり、胃腸などの内臓に血液が集中します。 食後に筋トレをすると、血液が筋肉へ流れて、消化器で不足することになり、無理をすると消化不良を起こしたりします。 少なくても食後1時間くらいは、安静にしておくことが必要です。




プライバシーポリシー  
 よく分かる筋トレ
 腕を太くする方法
 胸板を厚くするには
 お腹の脂肪を落とす
 ダンベルトレーニング
 チューブトレーニング
 バランストレーニング
 スロートレーニング
 総合的なサーキットトレーニング
 懸垂ができない原因
 腹筋ローラーの効果
 遅筋で持久力アップ
 筋肉の減少を防ぐには
 筋肉がつかない原因
 体重が減らない原因
 どう筋肉をつけたいか
 太りやすい人は筋肉も
 成長ホルモンを分泌
 遅筋を鍛えて持久力UP

カテゴリ
 筋トレメニュー
 効率よい筋力トレ方法
 よく分かる筋トレ
 スポーツ別の筋トレ
 筋トレ器具の効果
 バランスボール
 有酸素運動
 ウォーキング
 食事で筋肉づくり
 カロリーダイエット